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奈良市では、令和8年度当初予算の編成にあたり、予算要求段階の内容を公表し、市民の皆さまからご意見をいただくためのアンケートを実施しました。
本アンケートには、10代から80代まで幅広い年代の方からご回答をいただき、市政や予算に対する関心の高さがうかがえる結果となりました。
※年齢別・居住地別の内訳については、別途掲載します。
自由記述のある回答では、「ひとづくり(子育て・教育等)」に関するご意見が最も多く見られました。
具体的には、「中学校部活動の地域移行」「中学校体育館への空調設備の整備」「子ども医療費助成の拡充」など、子どもや教育環境に関するご意見が多く寄せられています。
これに続き、「まちづくり(道路・防災・防犯等)」の分野では、道路や歩道の補修、大和西大寺駅周辺の整備、公園整備、防犯カメラの設置など、生活環境の改善に関するご意見が目立ちました。
また、「くらしづくり(福祉・医療等)」では物価高騰への対応や生活支援、「しごとづくり(観光・産業等)」では企業誘致や商業機能の充実に関するご意見が寄せられるなど、日常生活に直結する幅広い分野にわたる意見が見られました。
さらに、「しくみづくり(DX・行財政運営)」の分野では、制度や運営のあり方に関するご意見も寄せられており、予算の使い方や進め方への関心も一定程度あることがうかがえます。
こうした結果から、子育て・教育施策への関心の高さに加え、生活インフラの維持や物価高騰への対応といった、日々の暮らしに密接に関わる分野が大きな関心事項となっていることが読み取れます。
ご意見は内容に応じて、次の5つの分野に分類しています。なお、複数の分野に関わるご意見は、それぞれの分野に計上しています。
| 政策分野 | 件数 |
|---|---|
| (1) ひとづくり(子育て・教育・人権・多様性) | 197 |
| (2) しごとづくり(観光・産業・働き方) | 54 |
| (3) くらしづくり(福祉・健康・医療・文化・スポーツ) | 123 |
| (4) まちづくり(防災・防犯・道路・駅前・環境) | 187 |
| (5) しくみづくり(DX・行財政運営) | 52 |
※複数分野に該当するご意見は重複して計上しています。空欄・無記入は除いています。
| テーマ | 主な内容 | |
|---|---|---|
| 1 | 中学校部活動の地域移行に関する取組 | 活動機会の確保、指導者の確保、体制整備など |
| 2 | 道路・歩道の補修 | 段差・凹凸の解消、安全性の確保など |
| 3 | 中学校体育館への空調設備の整備 | 猛暑対策、熱中症対策、避難所機能の向上など |
| 4 | 子ども医療費助成の拡充 | 対象年齢の拡大、自己負担の軽減など |
| 5 | 物価高騰対策・生活支援 | 幅広い世代への支援、低所得者支援など |
これらのテーマからは、教育環境の整備や生活基盤の改善、さらには生活支援に対するニーズが高いことがうかがえます。
本アンケートでいただいたご意見につきまして、関係部局において内容を精査し、令和8年度当初予算案の編成に活用しました。
また、既存の取組に関するご意見も一定数見られたことから、施策の内容や目的が十分に周知できていない可能性もあると受け止めています。
今後は、市民の皆さまに市政や予算の内容をより分かりやすくお伝えするとともに、ご意見を踏まえた施策の検討を進めながら、予算編成における市民参画と透明性の確保に取り組んでまいります。