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Drupal関連企業インタビュー スタジオ・ウミ株式会社

ページID:0256568 更新日:2026年2月2日更新 印刷ページ表示

Drupal一筋の老舗企業に聞く、選ばれ続ける技術の真価

国内でも珍しいDrupal専門の開発会社として、バージョン4.7の黎明期から技術を磨き続けるスタジオ・ウミ株式会社<外部リンク>。デジタル庁ホームページでの採用などで日本でも関心が高まりつつあるDrupalの強みとは何か。総務の森山氏に、創業からの歩みとDrupalならではの魅力、そして日本初開催となったDrupalConへの想いを語っていただきました。

スタジオ・ウミ

 

日本屈指の「Drupal老舗」としての原点

──まずは、御社の事業概要とDrupalとの出会いについて教えてください。

我々は、国内ではかなり古くからDrupalサービスを提供している、「Drupal業界の老舗」だと自負しています。Drupalは現在、バージョン11まで出ていますが、バージョン4.7の時代(2006年~)からずっとDrupal一筋でやっています。

 

──かなり早い段階からの参入ですね。なぜ当時、Drupalを選ばれたのでしょうか?

創業メンバーが別の事業部でeスポーツ関連の自社サービスを立ち上げる際に、どのCMSが最適かを探していたことがきっかけでした。Web作成を得意とするメンバーが複数のCMSを試す中で、拡張性や柔軟性の高さから選んだのがDrupalでした。それ以降、Drupalを活用したサービス提供が始まったと聞いています。

 

「拡張性」と「セキュリティ」が選ばれる理由

──Drupalの魅力、そして現在クライアントに選ばれている理由はどこにありますか?

 一番の特徴はやはり「拡張性の高さ」ですね。お客様からは非常に細かな要件を提示されることが多いのですが、Drupalであれば要件に応じた柔軟な設計が可能で、多様なニーズに対応できるため、その点が評価されていると感じています。

また、セキュリティ面でも「他のオープンソースCMSより安心感がある」という声を多くいただいています。以前はCMSの選定について一からご説明する場面も多くありましたが、最近では「Drupalを使って構築したい」とご相談いただくケースが増えてきましたね。

 

スタジオ・ウミ森山様──Drupalの認知が広まってきた背景はどういったものなのでしょうか。

もともと世界では有名なCMSですが、国内でも地道なコミュニティ活動が積み重ねられてきたことで広がってきたのではないでしょうか。

また、デジタル庁など公共分野での活用が進んだことで、Drupalに関心を持つ方が増え、「世界標準のCMS」としての評価が日本でも着実に浸透してきたと感じています。

 

フルリモートで繋がる、多様なエンジニアたち

──組織体制についてもお聞かせください。

現在は約15名の組織で、フルリモートワークを採用しています。全国各地のメンバーが住んでいる場所に関係なく一緒に働いています。エンジニア比率はとても高いものの、採用にあたってDrupalの経験は必須としていません。エンジニアとしての開発経験を重視していて、Drupalの使用経験があればより心強いな、というスタンスです。

そうした背景もあり、メンバーのバックグラウンドは本当に多様なんです。私自身は現職で総務を担当していますが、元々はウェブデザインやグラフィックデザインをしていました。社内には元消防士からエンジニアになったメンバーもいますし、海外留学や海外在住の経験を持つディレクターも在籍しています。

 

───多様なバックグラウンドを持つメンバーが全国にいる中で、フルリモートならではのコミュニケーションや工夫している点はありますか。

毎週、社内で勉強会を開いたり、定例でコミュニケーションを取ったりしています。
また、年に一度はメンバーが集まれる機会をつくっていて、京都や福岡など、その時々で集まりやすい場所で開催しています。普段はリモートですが、たまに顔を合わせることで、その後のコミュニケーションに繋がっていると感じています。

 

日本初開催「DrupalCon」への感動と地域への期待

──今回、奈良で「DrupalCon」が開催されました。長年Drupalに携わってきた立場として、どのように受け止められましたか?

日本でDrupalConが開催されるということ自体が本当にすごいことで、なんだか信じられないような気持ちです。創設者のドリースが日本で話している姿を見て、素直に感激しました。

 

Drupalconスタジオウミブース

──開催地が「奈良」であることについてはどう感じられましたか?

正直に言うと、東京か京都での開催を想像していたので、開催地が奈良だと聞いたときは意外でした。しかし、奈良には文化も自然もありますし、実はアクセスも良い。だから選ばれたんだなと思いました。

 

──最後に、今後のDrupalやコミュニティとの関わり方など、今後の展望についてメッセージをお願いします。

今回のDrupalConは、Drupalが日本でより広まる一歩になったのではないかと受け止めています。また、今回の開催にあわせて、国内でDrupalAssociationを設立する構想が発表されたことも、大きな動きだと感じました。

弊社としては、これまでDrupal関連イベントの主催者側として関わる経験は多くありませんでしたが、今後DrupalAssociationが立ち上がっていく中で、できるところから少しずつ貢献していきたいですね。

また、奈良市が「世界で最もDrupalフレンドリーな都市」を目指していると伺い、心強く感じています。このDrupalConを契機に、日本でもDrupalがもっと広がっていくことを強く願っています。

 

<編集後記>

創業時からDrupalの可能性を信じ、技術力を磨いてきたスタジオ・ウミ。その「拡張性」と「セキュリティ」という強みは、DXの推進や高い安全性が求められる現代のWeb開発において、まさに時代のニーズと合致しています。

日本初開催となった「DrupalCon奈良」で生まれた熱気を追い風に、同社のようなDrupal専門企業が持つ知見や経験が、日本のデジタルインフラをより一層強固なものへと押し上げていくことが期待されます。

取材日:令和7年11月
​取材/撮影:企業立地コンシェルジュ

 

 

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